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 電子の自転に相当する角運動量「スピン」が生み出す物性は多様であり、それを探求する研究は「スピントロニクス」という分野を確立しました。さらに最近では、電子のスピンと波動関数を結合するスピン軌道相互作用を利用して物性を開拓する新たな取り組みも進んでいます。
 林研究室では、電子スピンが誘起する物理に関する研究を行っています。原子層レベルで制御した薄膜ヘテロ構造において、スピン軌道相互作用が生み出す新たな物理現象を探索を中心に、将来的に量子情報技術に展開できる磁性、伝導、光応答などの物性に関する研究を行っています。

河口真志「白馬夕暮れ」

ニュース


石黒さんの磁壁抵抗に関する論文が出ました

カイラル磁性を示すヘテロ構造における磁壁が有する抵抗を調べました。
当初予想に反して磁壁の構造に関係ない磁壁抵抗が観測されました。異常ホール起因の磁壁抵抗に加えて、カイラル磁性が誘起する抵抗が関与している可能性が示唆されます。

Domain-Wall Resistance in Cofeb-Based Heterostructures with Interface Dzyaloshinskii-Moriya Interaction
Y. Ishikuro, M. Kawaguchi, Y. C. Lau, Y. Nakatani, and M. Hayashi
Appl. Phys. Express 11, 5 073001 (2018).
2018年6月06日

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