研究

概要

電子の自転に相当する角運動量「スピン」が生み出す物性は多様であり、それを探求する研究は「スピントロニクス」という分野を確立しました。さらに最近では、電子のスピンと波動関数を結合するスピン軌道相互作用を利用して物性を開拓する新たな取り組みも進んでいます。 林研究室では、物質中の電子スピンが関与する物理に関する研究を行っています。金属や酸化物などを含むヘテロ構造のスピン依存伝導や磁性、光・熱応答などの物性を明らかにできる実験が中心となります。最近は特に構造反転対称性が破れた超薄膜へテロ構造において、スピン軌道相互作用が生み出す新たな物性探求とその物理解明に関する研究を行っています。


最近の研究テーマ

  • スピンホール効果と電流誘起スピン分極(ラシュバ)効果
  • スピン軌道トルク
  • カイラル磁性
  • 熱-スピン変換(スピンネルンスト効果)
  • 超薄膜の磁気光学効果
  • 磁性への電界効果
  • スピンと超伝導